迷ったらここ、と言われ続けてきた韓国語教育の総本山
1959年に開設された、韓国でもっとも歴史のある語学堂です。毎学期およそ1,700名、約60か国から学生が集まります。文法と語彙をていねいに固めてから4技能へ広げる進め方で、自社開発の教科書『새 연세한국어』は他校でも使われるほど定評があります。
この学校で1日4時間、何をすることになるのか
延世の授業は「まず土台をつくる」考え方で組まれています。新しい文法が出てきたら、その形をきちんと理解し、語彙を積み、そのうえで話す・書くに広げていく。会話から入る学校とは順序が逆です。そのぶん初級のうちは「あまりしゃべっていない気がする」と感じる方もいますが、3級・4級と上がったときに崩れにくいのが延世で学んだ人の特徴です。
教材は延世大学出版部が自社開発した『새 연세한국어(新・延世韓国語)』シリーズ。語彙と文法/話すと書く/聞くと読む、の3冊構成で、2022年に全面改訂されました。韓国語教育の世界では標準的な教科書のひとつで、他大学の語学堂や海外の韓国語講座でも採用されています。
1クラスは最大13名(5名未満だと開講されません)。進級には総授業時間200時間のうち80%(160時間)以上の出席が必要で、同じ級で2回留級するとその後は受講できなくなります。宿題については、留学経験者から「新しい文法を使った例文づくりが中心で、ワークブックは自習用。提出を強く求められることは少ない」という声があります(学校公式の規定ではなく、担当の先生によって変わります)。
合わない場合もはっきりお伝えします
2026年8月時点。お申し込み前に必ず最新額をご案内します
| 授業料(1学期) | 1,860,000ウォン |
|---|---|
| 願書審査料 | 120,000ウォン(返金不可) |
| 教材費 | 89,000〜143,000ウォン程度/学期 |
| 入学金 | なし(願書審査料のみ) |
延世大学には他校のような「入学金」がなく、願書審査料120,000ウォンのみです。ただし授業料そのものが今回ご紹介する10校で最も高いため、初期費用の合計では上位になります。
あり(最長2学期)
延世は語学堂の学生が学内寮に申請できる、数少ない学校のひとつです。SK Global House(1人部屋 2,320,000ウォン/2人部屋 1,680,000ウォン・1学期)と、女性専用の国際学舎 I-House(2人部屋 1,440,000ウォン・1学期)があります。学籍番号が出たあとに先着順で申請し、最長2学期まで住めます。
ただし正直にお伝えすると、実際に入れる確率は高くありません。募集が出た直後に埋まることが多く、複数の留学情報サイトも「競争率が非常に高い」と書いています。KORIYUでは寮に申請していただきつつ、同時にコシウォンやワンルームの候補も並行して確保しておくことをおすすめしています。
新村はソウル最大級の学生街です。徒歩圏に梨花女子大と西江大があり、隣の駅には弘益大。カフェ、食堂、コインランドリー、病院、なんでもそろっています。コシウォン・コシテル・ワンルームの物件数もソウルで最も多いエリアのひとつなので、住む場所に困ることはまずありません。ただし語学堂の建物は正門からさらに奥にあり、駅からの所要時間は情報源によって10分から25分まで幅があります。坂もあるので、内見のときは実際に歩いてみることをおすすめします。
成績優秀奨学金(1学期以上在籍した学生から成績・出席が優秀な人を選抜)、高麗人子女奨学金、李煕健韓日交流奨学金(在日韓国人・日本国籍の学生が対象)があります。新入生向けの奨学金はなく、金額は公開されていません。
韓国料理教室や韓服製作といった文化体験プログラムが用意されており、学事情報システムから申し込めます。なおD-4-1ビザで留学する場合、2学期分以上をまとめて登録することが必要です。
出願受付が始まるのは入学の約3か月前、締切は約1.5か月前、登録の締切は約1.3か月前です。たとえば3月入学なら、前年12月上旬に受付が始まり1月中旬に締切。ビザ申請の期間を考えると、KORIYUへのご相談は入学の4〜5か月前が安心です。
情報が割れているのが正直なところです。「クラスの3〜4割が日本人」と書いている情報サイトもあれば、「ソウルの他校と比べてむしろ多い方ではない」と書いているところもあります。学校が公式の統計を出していないため、断定はできません。学期やレベルによっても変わります。日本人の少なさを最優先されるなら、中央大学や高麗大学のほうが確実です。
そんなことはありません。会話の時間が他校より短いというだけで、話す練習はきちんとあります。ただ「1学期で日常会話をこなせるようになりたい」という短期目標なら西江大のほうが体感の伸びは速いです。逆に1年以上通うつもりなら、延世で土台を作ったほうが最終的に到達点が高くなる傾向があります。
『새 연세한국어』は延世大学出版部が自社開発した教材で、韓国語教育の標準的な教科書のひとつとして他校や海外の講座でも使われています。日本で市販もされているので、渡韓前に1級のテキストを買って予習しておくこともできます。ご希望があれば入手方法をご案内します。
あなたのご希望をうかがって、本当にこの学校で合っているかを一緒に確認します。合わないと思えば、はっきりそうお伝えします。
1校だけで決めず、2〜3校を比べてみることをおすすめします